生年月日 | 2015年4月8日 |
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調教師 | 高野友和 (栗東) |
馬主 | キャロットファーム |
募集情報 | 1口:12.5万円/400口 |
生産者 | ノーザンファーム |
産地 | 安平町 |
セリ取引価格 | – |
獲得賞金 | 7,128万円 (中央) |
通算成績 | 11戦4勝 [4-4-0-3] |
主な勝鞍 | 19’下鴨S(1600万下) |
近親馬 | トーセンスターダム、ネオスターダム |
日本の競馬界に多大なる影響を与えてきたのが、吉田善哉さんが作った「社台グループ」です。まだ世界最高峰レースの1つであるフランス凱旋門賞(G1)を日本馬が手にすることは出来ていませんが、それでも世界各国のGⅠレースを多くの日本馬が制しており、かつて吉田さんが願った「世界に通用する馬作り」が好影響を与えているのは間違いありません。
数々のスターホースたちを誕生させてきた名種牡馬であるサンデーサイレンスを日本へ連れてきたのも吉田さんでした。以降、吉田さん率いる社台グループの馬たちは、サンデーサイレンスから誕生した競争馬たちを筆頭に、名門の地位を築き上げてきた勝負服で、日本国内の数々のタイトルを手にしてきました。そして多くの記録を塗り替えてきたのです。欧州の深くパワーのいる芝が不得意であるのか、凱旋門賞は届かないタイトルとなっていますが、同じフランスでも別G1のタイトルは手にしていますし、その他の国でもいくつもの栄冠に輝いています。特に世界各国のスターホースが集結するドバイレースでは、日本馬は強いレースを見せることが多く、世界の競馬関係者からも、「日本馬の芝レース」には高い評価を得ています。
そんな社台グループでは、いくつも生産牧場があり、競争馬を有するレースクラブがあります。現役牝馬として活躍する「センテリュオ」も、そんな社台グループの中から誕生したサラブレッドの1頭です。社台グループの中でもエース格筆頭のノーザンファームで生産され、名門クラブ・キャロットファームに所属しています。母は同じように社台グループで活躍したアドマイヤキラメキに、あの英雄・ディープインパクトを種付けした魅力のある血統です。そういった背景もあって、で新馬戦は1番人気に支持され、加えて見事に新馬勝ちも手にしました。
センテリュオの特徴としては血統や走りからも明らかな芝馬だと思われ、ダートレースはまだ経験したことがありません。脚質は「差し」、もしくは「先行」型の馬と言え、ゴール前での直線では所謂キレる脚を発揮し、何度も上がり最速タイムを記録しています。思った以上に後ろからの競馬も出来ますが、道中やや前の列にポジションを取ってる方が良い成績に繋がっていると言えます。JRA日本中央競馬会の発表では、出走した全てのレースにおいて馬場状態は「良」というものですが、やや力のいるような馬場よりはパサパサで軽い良馬場の方が向いているように感じます。
センテリュオを管理するのは、栗東の高野友和調教師であり、昨年2018年のリーディングトレーナー(全国)ランキングでも、18位にランクインされている有名な厩舎です。ノーザンファームで誕生し、そのままグループであるキャロットファームに所属して、管理を高野厩舎へ依頼しています。そして父をディープインパクトに持つ血統の良さも相成っているのですから、まずそれだけで評価が高くなって当然と言えます。2019年9月1日までに合計11レースを経験してきましたが、その半数以上である8レースが1番人気に支持されています。
主戦騎手は近年、社台グループの馬に乗ることが多くなっている北村友一ジョッキーですが、新馬戦は福永祐一ジョッキーが乗っており、他にもルメール騎手や川田将雅騎手、三浦皇成騎手など多くの一流ジョッキーもまたがっています。残念ながら重賞タイトルは手にできていませんが、3歳時の関西TVローズS(G2)と、古馬になってからのマーメイドS(G3)、新潟記念(G3)の3レース全てを北村ジョッキーで勝負しているので、今のところは勝負レースと言われる全てのレースに騎乗した北村ジョッキーが主戦騎手だと言えるでしょう。
サラブレッドの中でも、限られた馬しか走ることの出来ない重賞レースの壁は厚く、下のクラスでは快勝と思えるレースを披露してくれたセンテリュオも、重賞ではマーメイドS(G3)の4着が最高位となっており、それ以外の2レースでは掲示板を外しています。一般的に父ディープインパクトという血統は晩年型ではなく、どちらかと言えば早熟型の馬が多いと言えます。そのため、3歳クラシックのレースは牡馬も牝馬ともディープインパクト産駒が多く制覇していますし、古馬になってもGⅠというビッグタイトルを手にするのは非常に多いです。
センテリュオは惜しくもクラシックレースに参戦することは出来ませんでしが、まだ4歳とい現役バリバリの牝馬です。これから悲願の重賞制覇を達成する日は近いかもしれません。牝馬であるために、現役引退は繁殖へと移ることと思われますが、現役の間に重賞タイトルの1つか2つは手にしておきたいところです。能力的にも可能性としては十分あると言えるのですが、これからは年齢を重ねる度に厳しくなっていくと想定されるために、出来れば早い内に、まず1つ目のタイトルが欲しいのが本音ではないでしょうか。
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まさる
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