競走馬情報

【競馬】競走馬クリンチャーとは

【競馬】競走馬クリンチャーとは

生年月日 2014年3月10日
調教師 宮本博 (栗東)
馬主 前田幸治
生産者 平山牧場
産地 新冠町
セリ取引価格
獲得賞金 2億1,226万円 (中央)
通算成績 17戦3勝 [3-1-2-11]
主な勝鞍 18’京都記念(G2)
近親馬 ワキノブレイブ、エステーラブ

【競馬】競走馬クリンチャーの血統

ディープスカイ アグネスタキオン
アビ
ザフェイツ ブライアンズタイム
ミスシャグラ

長きに渡って日本競馬界を盛り上げ、そして引っ張ってきたのが社台グループであり、その力と影響力は今でも健在です。年間の多くの勝利数を社台グループ関連の馬が記録しており、生産牧場であるノーザンファームは、社台グループの中でもエース格筆頭であり、日本でも最高位の超名門牧場です。しかし、全てのスターホースが社台グループから誕生するわけではありません。非社台からも魅力のある馬は誕生しますし、一流の血統と呼べなくても強い馬は生まれます。

前田幸治オーナー所有の「クリンチャー」も、そんな馬の一頭ではないでしょうか。北海道の新冠町にある平山牧場が生産した馬で、今までに中央競馬の重賞レースを制する馬を輩出することができていませんでした。1991年のセントライト記念2着のラグビーカイザーや、2010年のシルクロードステークス3着のワキノブレイブと惜しいレースはあったものの、栄冠を手にしたことはありませんでした。その平山牧場に、悲願の初重賞タイトルをもたらしたのがクリンチャーです。

父であるディープスカイは、サンデーサイレンス系の産駒であり、日本競馬で好成績をおさめてきた血統です。ディープスカイ自体はダービーも手にし、その父のアグネスタキオンは幻の二冠馬と呼ばれた逸材でした。しかし、ディープスカイ産駒は毎年勝利を記録してきたものの、種牡馬リーディングでは上位に入ることはなく、2015年の34位が最高位でした。平山牧場だけでなく、ディープスカイ産駒としても重賞タイトルに縁が無かったのです。

そんな血統であるクリンチャーの新馬戦は、なんとも言えないほろ苦いデビュー戦となりました。舞台として選択したのは中京の芝2000のレースで、16頭立てで単勝人気は11番人気と人気薄の低評価でした。前評判を覆したかったクリンチャーと陣営でしたが、レースは後方からとなり、結果は12着と惨敗してしまいます。しかし、初戦の丸山ジョッキーから藤岡佑介騎手に乗り代わったクリンチャーは、2戦目で驚くべきレースを披露します。舞台を京都競馬場へと移したものの、連戦を選択して単勝オッズは244倍の14頭立て最下位の14番人気でした。ここで藤岡騎手が見せたのが、まさかの“逃げ”選択です。

スタートからダッシュよくハナを切り、1コーナーを先頭で入ります。その後も2コーナー3コーナーと先頭のままですが、見ていたファンのほとんどはクリンチャーが失速する姿を想像していたことでしょう。そして4コーナーでは後ろとの差がつまり、ズルズルと後退していく姿が思い浮かんだことと思います。しかし、そこから差は縮まるどころか、逆に突き放しにかかったクリンチャーは、結局2着に3馬身差を付ける快勝で、見事に初勝利を手にします。

そしてその勢いのままで、3戦目のすみれステークスもオープンクラスながら、見事に勝利を手にし、平山牧場にとって久しぶりのオープン勝利となりました。ここで思い切って陣営が選んだローテは、クラシックロードであり、皐月賞から東京優駿(日本ダービー)というサラブレッドの最高峰ロードでした。残念ながらここでは本来の良さを発揮することが出来ませんでしたが、それでも皐月賞では4着に食い込み、間でセントライト記念を挟んで、菊花賞にも挑戦します。

そこではなんと2馬身差の2着に入り、実力のある馬であることをファンに知らしめます。そしてとうとう悲願の重賞初制覇に輝くのが、この後の京都記念(GⅢ)でした。先頭から3、4番手あたりの好ポジションにつけ、最後の直線では前を捉え、ダービー馬のレイデオロの追撃も凌いで、とうとう悲願の初タイトルに輝いたのです。

重馬場や不良馬場での適性や、日本国内での長距離実績を考え、クリンチャーはなんとフランスの凱旋門賞へも挑戦します。良い意味で大きくファンを裏切ってきた馬であったので、厳しいレースになることが予想されながらも、「もしかしたら」と期待するファンも少なくありませんでした。残念ながらステップアップレースとして走ったフォア賞では6着で、本番では17着に沈み、世界の壁を痛感させられることになったのですが、オーナーや陣営の選択・挑戦に敬意と大きな拍手を贈るファンは多かったです。

残念ながら凱旋門賞制覇どころか、京都記念以降は勝利から大きく遠ざかっています。戦歴は17戦して、わずかに3勝であり、古馬になったからは1勝も出来ていません。早熟馬であったのか、海外遠征で競争馬としてのバランスを崩してしまったのか、その原因は定かではありませんが、大きくファンを驚かせてきた馬であり、まだ5歳ですので、もう一花咲かせてくれる可能性は十分にあります。そして、優秀な血統で、一流の管理体制のもと、「強い馬が当たり前のように勝つ」というのも競馬の面白さの1つではありますが、通好みの血統で、決して大手とは言えない牧場生産の馬から、ビッグタイトルを手にする馬が誕生するというのも、また競馬の面白さの1つなのです。

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