生年月日 | 2014年2月25日 |
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調教師 | 菊沢隆徳 (美浦) |
馬主 | 大城敬三 |
生産者 | 社台ファーム |
産地 | 千歳市 |
セリ取引価格 | 1億1,340万円 (2015年 セレクトセール) |
獲得賞金 | 1億4,279万円 (中央) |
通算成績 | 18戦6勝 |
主な勝鞍 | 18’メイS(OP) |
近親馬 | ミエノワンダー、アイアムイチバン |
ダイワキャグニーは現役の競走馬で、黒鹿毛の特徴を持つ5歳を迎えた牡馬です。
産地は千歳で誕生は2014年、社台ファームで生産され調教師の菊沢隆徳の手で育てられています。
キングカメハメハを父に持ち、母方の祖父にサンデーサイレンスがいるので、血統的には非の打ち所がないエリートです。
競馬における成績は18戦6勝で、獲得賞金は1億4千万円以上にもなります。
当時、1億1千万円以上の値をつけて落札されているので、落札額に見合う活躍を見せないと困ります。
いわゆる近親馬にはミエノワンダーやアイアムイチバンがおり、血統の良い馬として注目を集めます。
コース適性はダートよりも芝が得意で、距離は2000m前後が適していると見られます。
脚質は逃げがやや上回りますから、スピード勝負ができる競馬場との相性が良いです。
晩成タイプで近年の成長が著しいことから、ここ最近の注目度が更に高まっているといえるでしょう。
重馬場は得意でなければ苦手でもないので、得意なライバルとの勝負になると少し不利になります。
今のところ、良馬場での出走の割合が大きいことから、好成績でレースを収めているケースが多いです。
期待に対して残念な結果になることもありますが、そういう部分も含めて愛されています。
ダントツの人気を誇るわけではないものの、注目するファンの数が多く、何時でも期待されているといった感じです。
5歳馬なので今後どれだけ活躍を見せるか気になりますが、しかし脂が乗っていて貫禄ある走りを見せてくれるのは確かです。
華々しいデビューを飾った2016年の2歳新馬レースでは、5番人気にも関わらず、前評判を跳ね除けて1着を勝ち取りました。
2戦目は初戦と同じ東京競馬場で、セントポーリア賞に出場して1着の成績を残しています。
こちらは初戦より低い6番人気でしたが、それでも初戦と比べ着差を広げてのゴールです。
順当に注目が集まり人気が高まった3戦は、2番人気で9着と大きく期待を裏切ります。
ただ、初めてのG2レースでライバルが実力派揃いだったことから、この結果は仕方がないともいえます。
初めての芝2000で中山競馬場も初挑戦ですから、慣れない雰囲気に飲まれたと考えられるでしょう。
第4戦は気になるところですが、1番人気で見事に1着を果たすことができました。
走り慣れている東京ではありますが、芝2000で堂々の1番を記録しています。
その後、G1の東京優駿とG2毎日王冠の結果は振るいませんでしたが、上位着と1着を繰り返す形で、2019年まで走り続けてきた格好です。
改めて振り返ると、ダイワキャグニーは成績の安定感が欠ける感じで、圧倒的な強さを見せた父のキングカメハメハと比べると酷です。
父は8戦7勝で、1着を逃した3戦目でも3着だったことから、偉大過ぎるほどの父なのは間違いないでしょう。
ダートを得意とする適性は父譲りですが、距離適性や脚質に成長スピードは正反対です。
ダイワキャグニーは父ほど重馬場を得意としていないので、やはり親子で比較するとかなり違うことが分かります。
倍のレース出走数を誇りながらも、まだ父の勝利数に到達していませんから、安定感さえもう少し高ければと、勿体ない感じの残念感があります。
しかし、長期間現役で走り続けていることは評価に値しますし、血統だけではない個性や魅力もあるので、ファンを楽しませるタイプの競走馬です。
持っているポテンシャルと血統は非常に高いですから、後は実績がついてくればスター性も上がり、総合評価もアップすると思われます。
競走馬としてのピークは待ってくれないので、脂が乗っている間に活躍に期待したいところです。
ダイワキャグニーの馬体は、脚を長く使って走るタイプで、黒鹿毛ではありますが印象ほど筋肉質でもないです。
これまでの上位着レースはいずれも、早いレースタイムでゴールをしているのが共通点です。
スピードに乗ると早い馬ではありますが、加速に失敗するとスタミナが切れて後半まで持たない印象です。
特に大きな坂や高低差が頻繁に変わるような競馬場だと、早い段階でスタミナを消費して着順を落とします。
その為、得意不得意がハッキリとしていますから、割と結果を予想しやすい馬でもあります。
ただしレース展開で予想を裏切ることもあるので、結局のところは最後まで読みにくいとも結論づけることができます。
東京競馬場では比較的好成績が多いですから、ゆったり目のコースを好んでいます。
ここ1番の大舞台が激しいコースだと、折角の実力を発揮できないので、そこがとても残念ではあります。
成績が安定しないのはまさに得手不得手によるものですから、スタミナがもう少し高ければまた違った活躍を見せたでしょう。
こればかりは仕方がありませんし、血統も予想通りに親から子へ受け継がれるとは限らないので、ダイワキャグニーはそういう馬だと納得するのが正解です。
5歳まで現役を続けてきた実績と、高いポテンシャルを秘めるのに苦手もある特徴など、弱点も含めて魅力的です。
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