生年月日 | 2017年3月21日 |
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調教師 | 吉田直弘 (栗東) |
馬主 | サラブレッドクラブ・ラフィアン |
募集情報 | 1口:16万円/100口 |
生産者 | ビッグレッドファーム |
産地 | 新冠町 |
セリ取引価格 | – |
獲得賞金 | 5,467万円 (中央) |
通算成績 | 3戦3勝 |
主な勝鞍 | 19’小倉2歳S(G3) |
近親馬 | ショコラショー、マイネショコラーデの2018 |
マイネルグリッドは、2017年生まれの競走馬です。栗東の吉田直弘厩舎に所属しています。馬主はサラブレッドクラブ・ラフィアンで、いわゆる「一口馬主」と呼ばれるスタイルで一口16万円×100口の総額1600万円で募集されました。馬名の「マイネル」は、この馬主が所有する牡馬に付けられる共通の冠名です。一方、「グリッド(Grit)」は「勇気」や「闘志」などを意味する英語です。なお、登録上の正式な馬名は「マイネルグリット」なので、以下そのように表記します。
マイネルグリットの父は現役時代23戦5勝、G1のジャパンカップとG2のアルゼンチン共和国杯という2つの重賞勝ちを収めているスクリーンヒーローで、母はマイネショコラーデです。マイネショコラーデは現役時代はマイネルグリットと同じ馬主が所有していた馬で、競争成績は20戦1勝でした。父の父はグラスワンダー、母の父はヘイロー系の米国産馬ロージズインメイです。スクリーンヒーローの母の父がヘイロー系のサンデーサイレンスなので、血統的にはヘイローの4X5というクロスブリードが成立しています。また、ヘイルトゥリーズンとノーザンダンサーの5X5もそれぞれ成立します。
マイネルグリットのデビューは、2019年7月20日のことです。場所は中京競馬場で、芝1600メートルの新馬線でした。単勝4番人気の9.2倍、馬体重474キロで出走した同馬は、道中は14頭中の4~5番手を追走し、直線を向くと和田竜二騎手の導きによって外から差し切り、デビュー勝ちを果たしました。勝ちタイムは1分36秒6、上り3ハロンの時計は35秒3、2着馬とは0.2秒差でした。
2戦目の舞台となったのは、2019年8月10日の小倉競馬場です。この日、芝1200メートルの2歳オープン戦であるフェニックス賞に出走したマイネルグリットは8頭立ての1番人気に推されましたが、人気に応え好位追走から直線で抜け出して勝利を収め、デビューから無傷の2連勝を飾りました。
デビュー戦と同じく手綱を取った和田竜二騎手は、レース後に「レース中は抑えきれないほどの手応えでした。追ってから内にササる場面はありましたが、距離を短くして正解でした」という旨のコメントを残しています。勝ちタイムは1分9秒0、上り3ハロンの時計は35秒3、2着馬とは0.2秒差でした。
デビューから2戦2勝となったマイネルグリットは、3戦目にして重賞に挑戦します。それが2019年9月1日のG3・小倉2歳ステークスです。舞台は前走と同じ小倉競馬場の芝1200メートルでしたが、鞍上は和田竜二騎手から国分優作騎手に乗り替わりとなりました。国分騎手は、2014年にオーミアリスで同レースを制した実績を持っています。レース直前のオッズでは、12頭立ての単勝3番人気に推されていました。
レースは小雨の中、重馬場で開催されましたが、マイネルグリットは速い流れの中で中団をキープし、徐々にポジションを上げると直線は外に持ち出し、2番人気のトリプルエースとの叩き合いを制して重賞初制覇を遂げました。レース後、国分騎手は「馬の力を信じて早めにスパートしたが、しっかり伸びてくれました」という旨のコメントを残しています。一方、吉田調教師は「この先も楽しみが広がる素晴らしい馬」と、将来への期待を寄せていました。勝ちタイムは1分10秒5、上り3ハロンの時計は36秒2、2着に入ったトリプルエースとはタイム差なしのクビ差でした。なお、トリプルエースの手綱を取ったのは前走までこの馬に乗っていた和田竜二騎手でした。
デビューから無傷の3戦3勝で重賞ホースとなったマイネルグリットですが、2019年の秋以降の出走予定は未定となっています。2019年9月10日時点で、関係者からこの馬の次走に関する具体的なコメントは出されていません。
この馬の父であるスクリーンヒーローは、現役時代は全5勝のうちダートで2勝を挙げ、残りの3勝はいずれも芝2400メートル以上のレースでした。したがって、どちらかと言えばパワーとスタミナに優れたところのある馬でした。
一方、母のマイネショコラーデの現役時代における勝ち蔵はデビュー戦の1勝だけでしたが、2戦目のオープンレースであるラベンダー賞、2戦目のG3・函館2歳ステークスという芝1200メートルのレースで連続して2着に入った実績を持っています。つまり、いわゆる早熟の短距離タイプの馬でした。
こうしたことから、マイネルグリットについては父方・母方いずれの特徴を持った馬なのかという点が注目されていましたが、これまでの戦績を見る限りでは母のマイネショコラーデとよく似た傾向を示しています。ただ、父スクリーンヒーローの産駒には2015年度のJRA賞年度代表馬と最優秀短距離馬に選ばれたモーリスがいるので、父方の潜在的な短距離適性が表れていると見ることも可能です。
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