【競馬】競走馬ユーキャンスマイルとは

生年月日	2015年5月3日
調教師	友道康夫 (栗東)
馬主	金子真人ホールディングス
生産者	ノーザンファーム
産地	安平町
セリ取引価格	–
獲得賞金	1億7,690万円 (中央)
通算成績	12戦5勝
主な勝鞍	19’ダイヤモンドS(G3)
近親馬	ノガロ、チークトゥチーク

ユーキャンスマイルは2015年生まれの4際牡馬で、北海道の安平町で生まれ、ノーザンファームで育てられています。
鹿毛で父親のキングカメハメハに似ていると話題になり、走りの点においても何かと比較される競馬馬です。
血統の良さはお墨つきで、8戦7勝をあげて約4億3千万円の賞金を獲得した、父キングカメハメハの血を引きます。
父は芝レースを好み、長距離を走ったり追い込みを得意とするなど、様々な点において強い印象を残しています。
母ムードインディゴは戦績こそまずまずですが、サラブレッドの血を引いており、血を分けた子供達は皆、良好な戦歴を残しているのが特徴です。

このように、優れた父と母の血を受け継いだユーキャンスマイルは、2017年にデビューを果たします。
騎手は武豊で場所は京都競馬場と、申し分のない舞台が用意されました。
芝レースの距離2000mで人気は2番、着順も2着と悪くない結果です。
13頭の出走でデビュー戦が2着ですから、これは今後に対する期待を高めたり、注目を集めるのに十分な成績です。
2戦目の阪神競馬場も初戦と同等の条件で、騎手も距離も人気や着順も同一となりました。

期待に応えるわけでも、裏切るわけでもなく、初戦も2戦目も同じような結果になったのが事実です。
ただ、ファンの間では更に期待が高まったようで、3戦目には1番人気を勝ち取っています。
着順は初の1着ですから、投票したファンの喜びはひとしおで、応援して良かったといったところでしょう。
4戦目も1着でゴールした以降は、G3の朝日杯とG2の京都新聞杯で6着に留まり、大舞台での弱さが露呈することになります。
しかし、阿賀野川特別レースで1着になり調子を取り戻し、G1菊花賞では10番人気だったにも関わらず、3着で強さを見せつけました。

初の芝3000mですから、期待値が低かったのも理解できますが、良い意味で期待を裏切り話題をさらっています。
G1レース出場はこの菊花賞と春の天皇賞の2回で、こちらは残念ながら5着に終わりました。
13頭の内の3番人気だったことから、ファンの期待はそれだけ大きく、G1でも一目置かれるようになったことを意味します。
春の天皇賞は芝3200mの大舞台ですから、5着に入賞しただけでも立派だといえるでしょう。
血統だけでなく、競馬馬自体の戦歴やデータを詳細に見ていくと、ユーキャンスマイルの特徴や実力が見えてくることが分かります。
確かに血統は十分に魅力的ですし、秘めているポテンシャルが高く評価されているのも頷けます。

ただし、スター性や戦歴などの実績は自ら築き上げたものですから、そこは正しく評価する必要があります。
現役馬の中で注目度は5本の指に入り、期待に応えるかのように活躍しているので、今が波に乗っている頃だと思われます。
2019年9月で12戦5勝を記録して、約1億7千万円の賞金を獲得していますから、業界全体からするとかなり貢献しているでしょう。
並外れた戦歴を持つ父キングカメハメハは別としても、兄弟の中では順調なキャリアを築いています。
芝における適性と実力の高さに加え、長距離を走り抜けるスタミナと、追い込みのスタイルにより人気を集めます。

大器晩成型でここにきて頭角を現していますから、これからもますます楽しませてくれるはずです。
大きな期待を集める分、ユーキャンスマイルは結果によってファンの評価も変わってきますが、少なくとも話題性は安定しており殆ど変化していないです。
名前が挙がったり、他の馬と比較されるだけでも注目度の高さが窺えますし、レース結果で称賛だけでなく非難を浴びるのも、いうなれば期待の裏返しです。
それだけ背負っているものは大きいですが、自分なりのスタイルでレースを自らのものとしたり、勝利の方程式を確立しているようです。
ユーキャンスマイルが出走するレースは馬券の売れ行きが好調で、とても売上アップを牽引しています。

これまでの戦歴から詳細に分析すると、得意とする競馬場は東京や新潟に中京で、右よりも左回りの方が走りやすいことが判明します。
左回りはキングカメハメハも得意としていたので、親子の遺伝が現れているポイントです。
距離は2400m前後が最適で、G1クラスでも上位着を狙える実力とポテンシャルを併せ持ちます。

瞬発力も高い方ですから、ここぞというところで追い上げたり、有利なポジションを確保することができます。
一方、疲労にはあまり強くないので、短期間で連戦が続くと真価を発揮できなくなります。
競走寿命の意味でも酷使は良くありませんから、十分な休息を与えて心身共に状態を良好に保つことが、勝利の条件となるでしょう。
逆にいえば、しっかりと休んで出走するレースであれば、ユーキャンスマイルらしい走りを見せてくれる期待が高まります。
着順を予想したり、レースで応援して楽しめる馬ですから、競馬の初心者にもおすすめです。

厳選された競馬予想はコチラ！

元競馬エイトの高橋氏を筆頭にプロの予想師が徹底的にフォロー！プロ独自の至高の情報を提供します！一昔前からの競馬ファンの方なら知られており、88年には「パドック必勝法-軸がズバリ！」という解説本も発刊してます。またスポーツ紙の競馬担当記者、競馬専門紙のトラックマン、競馬週刊誌の予想担当、ラジオ解説者と競馬メディア全ての媒体で取材経験もあり長年の経験を培ったプロの予想を提供しています。勝馬の栞に行く

JRAではトレーニングセンターがある、俗にいう「東＝美浦」と「西＝栗東」とで馬・厩舎、そして騎手も所属を分ける形を取っていますが、情報を届ける側も大きくこれに準じる形で配属されます。その東と西、それぞれにスペシャリストを配置しているので、不確定要素を排除した《勝率アップ》が見込めるという。素晴らしい的中率を持つ！競馬予想サイト。トップチームへ行く。