競艇

競艇は第一ターンマークの争いがすべて!ボートレースの決まり手を解説します

今回は、第一ターンマークについて。

ボートレースの決まり手ってご存知ですか?

決まり手とは、どうやってレースが決まったか、その決定打のことを決まり手と呼びます。

競艇には、『逃げ』『差し』『まくり』『まくり差し』『抜き』『恵まれ』の6つの決まり手が存在します。

以前は『ツケマイ』もあったんですけど、今はツケマイ=まくりとなります。

 

そもそも、覚えておいてほしいのが、ボートレースは「第一ターンマークを制するものがレースを制する」といわれています。

 

わずか1周600メートルのコースを3周まわるという単純なルールのボートレース。

 

レースがスタートしたばかりの1周第一ターンマークは、時速70km/hを超えるスピードのボートが一斉にノーブレーキでコーナーに飛び込む大接戦となります。

 

ボートレースの中でもっとも見ごたえがある大興奮のシーンです。

 

第一ターンマークを真っ先に旋回した艇が1位を勝ち取る!

 

ボートレースは水上の競技です。

 

抵抗が強い水の上を滑走するうえに、前を走るボートが起こした引き波もあるので、まるでオフロードコースのようにバウンドします。

 

つまり、誰よりも早く第一ターンマークを旋回して静かな水面を走る艇こそが栄光の1着にもっとも近づくのです。

 

第一ターンマークの旋回テクニックが決まり手となる!

 

ボートレースには『決まり手』があります。

 

決まり手とは「勝負を決した技」といった意味がありますが、コースを3周まわるボートレースにおける決まり手とは「第一ターンマークで使った旋回テクニック」を指します。

 

おさらいです。ボートレースには6つの決まり手があります。

 

  • 逃げ
  • 差し
  • まくり
  • まくり差し
  • 抜き
  • 恵まれ

 

それぞれの決まり手について詳しく解説していきましょう。

 

もっとも多いのが『逃げ』

 

『逃げ』とは、1コースの艇がコースのいちばん内側をキープし、真っ先に第一ターンマークを旋回して、そのまま1着を勝ち取ることをいいます。

 

ほかの艇が起こす引き波の影響を受けない、もっとも理想的な状態をキープできるセオリーどおりの決まり手です。

逃げ

 

1コースがもっとも強いのは、なんとなく想像がつくのではないでしょうか。なぜならいちばんインを取れるからですね。そのまま勝てるのが逃げです。

 

一瞬のスキを突く『差し』

 

『差し』とは、1コースを走る艇の内側を第一ターンマークで2コースの艇が抜き去るテクニックです。

 

ボートレースにおいて圧倒的に勝率が高いのは1コースですが、次に勝率が高いのは2コース。

差し

つまり『差し』は『逃げ』に続く2番目に多い決まり手になります。

 

1コースの艇が旋回中にわずかにでも外側にふくらむと、まさに間隙を突く勢いで2コースの差しが決まります。

 

1コースのレーサーよりも2コースのレーサーのほうが高い旋回技術を持っている場合にも起こる決まり手です。

 

イン側の艇すべてを飲み込む『まくり』

 

第一ターンマークで波の力を味方につけたアウト側の艇がイン側のすべての艇を飲み込み、アウト側からトップで旋回して抜き去る決まり手を『まくり』といいます。

 

基本的にアウト側の艇は長い距離を旋回するため不利になります。

 

ところが、第一ターンマークでイン側の艇がお互いの引き波を受けあって失速していると、アウト側の艇が最高速度で外側から抜き去ります。

まくり

 

 

イン側の艇すべてが『まくり』を決めた艇の引き波を受けて失速するため、本来は勝率が高い1コース・2コースでも入賞できない事態が起きます。

 

下馬評を覆すレースの決まり手は『まくり』であることも多く、まくりが決まると場内が大興奮に包まれます。

 

まさに波の力を味方につけた、ボートレースの醍醐味が味わえる決まり手です。

 

高い旋回技術があってこその『まくり差し』

 

アウト側の艇が第一ターンマークで『まくり』にかかりながら、とっさに『差し』に切り替えて1コースの内側を抜き去る決まり手を『まくり差し』と呼びます。

まくり差し

アウト側に旋回技術が高いレーサーがいるとまくり差しが決まり手となることも多く、鋭いターンに観客は騒然とすることになります。

 

勝負は第二ターンマーク以降の『抜き』

 

第一ターンマークでは2番手に甘んじていた艇が、第二ターンマーク以降の道中で1番手を抜き去って1着を勝ち取る決まり手を『抜き』と呼びます。

 

加速力が高い艇がストレートの最高スピードで勝負をかけたときや、1番手の艇が第二ターンマーク以降で旋回ミスをすると『抜き』が起こります。

抜き

 

『抜き』は接戦の決まり手だといえるでしょう。

 

勝負は時の運の『恵まれ』

 

ボートレースには『恵まれ』という変わった決まり手があります。

 

1コースがスタートでフライングを起こして失格になった、ターンマークで接触や転覆事故が起きたなどのハプニングによって1着を勝ち取ると、決まり手は『恵まれ』になります。

恵まれ

 

勝利は「神の恵み」ということですね。

 

決まり手を理解するとボートレースがもっと面白くなる!

 

6つの決まり手を理解しながらボートレースをみれば、第一ターンマークの大激戦がもっと面白くなります。

 

旋回時の争いは第二ターンマーク以降も続くので「3周目の第二ターンマークで差した!」なんて実況も意味がわかれば大興奮、大ハッスルしますよね。

 

ぜひ『決まり手』にも注目しながらボートレースをご覧ください。

本当に決まり手は『逃げ』が有利?実際のデータは?

 

では、決まり手が『逃げ』となる確率はどの程度なのでしょうか?

仮に『逃げ』が本当に大多数を占めるのであれば、1号艇がいちばん有利という話になりますので、①から舟券を流していく、あるいは①を単勝で買うのが最適という話になります。

 

しかし、本当にそうなのでしょうか?

決まり手が公開されているデータをもとに検証してみましょう。

 

埼玉県のボートレース戸田。

公開されているデータをみてみます。

決まり手戸田

https://www.boatrace-toda.jp/site/page_04_data_box.php

 

 

1号艇の『逃げ』は93.2となっています。

つまり、1号艇が逃げで勝つ可能性です。

決まり手江戸川

http://www.boatrace-edogawa.com/modules/kouryaku/race_betsu.php

 

続いてこちらは、ボートレース江戸川の決まり手データです。

こちらのほうがわかりやすいですね。

1号艇(1コース)が1着になったレースは9/12(12分の9)になります。

 

 

決まり手だけではボートレースに勝てない理由

 

じゃあ『逃げ』が有利なんだったら、2連単で1-2と流すのがいちばんだと思うかもしれません。

しかしそうならないのが競艇ボートレースの怖いところであり、面白いところです。

必ずしも①号艇が1着にならないし、②号艇が2着にならないのです。

 

たとえば、④号艇がA1級のレーサーが来る場合があります。

そしてモーター&プロペラで、とっても良いものを引き当てるケース。

モーターとプロペラについてはこちらを読んでほしいです。

 

これだと、出目買いするのが怖くなりますよね。

そんな時は出目買いしないのもひとつの手です。

 

番狂わせが起きるパターン

 

他にも、番狂わせの決まり手が起きることがあります。

1が一番、2が二番に必ずしもならないということです。

1号艇と2号艇が第一ターンマークを争うとします。

1号艇は無事に『逃げ』で突っ走っていきます。

 

しかし。

問題はここからです。

2号艇もターンを決めてぶわーっと加速する際に、1以外の艇と横並びになってしまうことがあるんです。なぜなら1号艇が一番のインを取ってコーナーに入りますから、残りの艇は並ぶケースがあります。

 

こうなると、2号艇は真ん中にはさまれちゃうんですね。

そして、加速を前提としたモーターが搭載されていたはずの2だったのですが、第一ターンマークの時点で1に負けてしまっています。

 

ちなみにモーターの基本調整には2種類あります。

 

伸び:トップスピードの伸びが著しい(加速は出足に負ける)

出足:加速がよい(トップスピードは伸びに負ける)

 

どちらでいくかは、ボートレースのモーターと(プロ)ペラ調整はレーサー自身が行うので、それぞれの戦略や傾向を予測に反映していくこととなります。

 

よって、2号艇はトップスピードで負け、モーターの調子で加速に負け、沈んでいくこととなってしまます。こうなると1-2という単勝は取れなくなります。

 

1号艇は普通にやれば逃げで勝つ

 

1は「逃げ」で勝つのがセオリー。

とはいっても、負けることもあります。たとえば技術が不足しているケース。さらには1みずからがミスをしてしまったケース。

 

レースの結果を見ればわかりますし、実際のデータにもでていますが、1は圧倒的に有利です。しかし1-2の単勝が取れるかというと、そうではないというデータもまたでているのです。

 

じゃあ問題は2が2着にならないってことなんですよね。

2がダッシュでミスした1を抜き去り、1位になることもあります。

ただこれなら、単勝では負けてもボックスなら勝てます。

いわゆる「まくり」です。

 

そして決まり手がわかる第一ターンマークでバーっと大きくふくらんだ1を、2が小さく小さく抜き去ってしまって勝つときがあります。これは「差し」という結果になります。

 

じゃあ2が2着にならないケースはどうなのか。みてきましょう。

 

2がスタートで遅れてきた場合。

 

スタートで出遅れて、他の艇からの波へと乗ってしまい、失速して3着以下に沈んでしまうことがあります。

出遅れ

 

旋回でアウトの場合。

 

1がインコースを取って、2がその次というわけですが、大きく回り込んでしまって負ける場合。これは逃げとして逃げ切られたり、他の艇に抜かれたりです

旋回アウト

インコースの取り合いで…の場合

 

さらに、これは競艇のレース構造上仕方のないことなのですが、1がインコースに入ってくる以上、2はその次でしかないのです。でも、それなりに加速しています。ただ、1が無事にインコースに入ったら、2は減速するしかないですよね。

 

でも他の艇は「まくり」で追い抜こうとするわけで、引波に2が負けてしまって、結局、コースの中に戻れなくなるなど、トラブルに見舞われることがあるんです。

取り合い

 

2が必ずしも2着にならない問題のまとめ

 

こんなふうに、2着のことだけ考えても、2が勝つとは限らないのです。でも出目データとして1-2はでていることがあるし、実際に勝率の高い出目は1-2-3ですよね。

そこが難しく、面白いところです。

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