重成 一人選手とは

所属	登録番号	登録期	級別	特徴
香川支部	3908	80期	A1級	自在
勝率	2連対率	3連対率	出走回数	優出回数
6.86	48.20%	64.13%	145回	3回

重成一人はデビュー戦から2年後には5点を上回る勝率を残してA級に昇格しました。さらにその1年後にはA1級の基準を満たすなど、着実に成長を遂げてきたのが大きな特徴です。A級からA1級になかなか昇格できないケースもあるため、経歴に関しては順風満帆といっても過言ではありません。

彼のその成績を支えているのは安定度が抜群なターンです。速度だけを重視しているわけでなく、観客をうならせるほどのテクニックを見せつけてくれます。枠なりでコースに侵入しますが、それはあくまでも基本のスタイルです。必要に応じてスタイルを自在に変更できることが彼の強みの一つといえます。

たとえば大きなレースで勝負をかけるときは前づけで動くような場合もあるのです。ターンの素晴らしさだけがピックアップされがちですが、実はスタートのテクニックも超一流となっています。0.15秒を下回るほどの平均を誇っており、他のSG級と比較してもトップクラスのスピードです。

それだけの速さでスタートすると事故を起こす確率が上がりやすいですが、彼は事故が少ないことでも広く知られています。スピーディなスタートで有利にレースを展開し、多少遅れた場合でもターンで連に入っていくような躍進を見せることが多いです。そのため、彼の出るレースはいつも注目度が高くなっています。

また、具体的な成績としては1999年にG1に初めて出場し、同年には初勝利を収めています。2000年に入るとさらに波に乗り、翌年にはG1で優勝も果たしました。その勢いは留まることを知らず、2004年にはSGへの初出場も成し遂げていますし、2005年には通算成績が500勝にとどきました。その後も活躍を続けて2013年に1000勝を達成することになったのです。

重成一人選手の優勝歴とは

G1の優勝歴

• 開設51周年記念 福岡チャンピオンカップ（2004年6月17日・福岡競艇場）
• 開設55周年記念 京極賞（2007年6月21日・丸亀競艇場）
• 第51回四国地区選手権競走（2008年2月14日・丸亀競艇場）
• 開設57周年記念 京極賞（2009年7月7日・丸亀競艇場）
• 東日本大震災被災地支援競走 全日本覇者決定戦（2011年6月16日・若松競艇場）
• 開設57周年記念 競帝王決定戦（2011年11月8日・下関競艇場）

G2の優勝歴

• モーターボート大賞（2011年10月4日・丸亀競艇場）

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