2019年現在、日本国内には24か所のボートレース場があります。
ボートレースの会場は「同じ水面は二つとない」といわれているくらい会場ごとの条件差が激しいため、ボートレースで的中を狙うなら会場ごとの特色は絶対に外せない情報です。
国内の各ボートレース場の特色を紹介していきましょう。
ページコンテンツ
- 1 桐生ボートレース場は季節によってセオリーが変化する
- 2 戸田ボートレース場は「イン有利」のセオリーを信じてはいけない
- 3 江戸川ボートレース場は難水面、江戸川慣れしたレーサーが勝つ!
- 4 平和島ボートレース場は2コース中心で風を読むべし
- 5 多摩川ボートレース場は全速ターンの乱戦に注目
- 6 浜名湖ボートレース場は全速ターン可能、まくり・まくり差しに注目
- 7 蒲郡ボートレース場は決まり手が多彩、高速水面でのスピード勝負に注目
- 8 常滑ボートレース場では追い風スタートに要注意!
- 9 津ボートレース場では強い向かい風で第二ターンマークが荒れる
- 10 三国ボートレース場はセオリーどおりイン中心の組み立てを
- 11 びわこボートレース場は風が強いときほど3~5コースに注目すべし
- 12 住之江ボートレース場は1コースが圧倒的に有利だが返し波には要注意
- 13 尼崎ボートレース場は1~4コース中心のレース展開になる
- 14 鳴門ボートレース場は第一ターンマークが狭く接戦・逆転が起きやすい
- 15 丸亀ボートレース場では向かい風に注意、4コースに注目せよ
- 16 児島ボートレース場は潮目に注意、3・4コースが潮を味方につける
- 17 宮島ボートレース場では干潮時に5・6コースが上位に躍り出る
- 18 徳山ボートレース場はシード枠が固定、1~4Rでは1コース中心の組み立て
- 19 下関ボートレース場は潮と風の影響が強い、2~6コースが不安定
- 20 若松ボートレース場では潮目でスタートの優劣がつきやすい
- 21 芦屋ボートレース場は屈指の静水面、強風時はまくり・まくり差しが決まる
- 22 福岡ボートレース場はうねりがレースを左右する、湾内の船舶も影響?
- 23 唐津ボートレース場はコース取りが勝負を決める!スタート展示に注目
- 24 大村ボートレース場はインが有利、うねりがまくりを無効化する
- 25 ボートレース場の特色を知る者がレースを制する!
桐生ボートレース場は季節によってセオリーが変化する
日本で一番標高が高い場所にある会場が桐生ボートレース場です。
気圧の差でモーターの出力が下がり、特に気温が低い冬場は加速も出足も弱まる傾向があります。
また、冬から春先には赤城山からの強風『赤城おろし』が吹き荒れるため水面が荒れやすく、予想が難しい会場となります。
一方で、夏場は水面が非常に穏やかで走りやすいため、加速重視でストレートから一気にまくりを決めやすい3・4コースが優位です。
ピットから第二ターンマークまでの距離も165メートルと長めなので、熾烈なコース取りにも注目したいですね。
季節によってガラリと雰囲気を変える会場なので、季節にあったセオリーを重視して投票しましょう。
戸田ボートレース場は「イン有利」のセオリーを信じてはいけない
淡水プールで水面特徴が安定しているのが戸田ボートレース場の特徴です。
戸田ボートレース場は、なんといっても「インが勝てない」ことで有名です。
水面の横幅107.5メートルという規格は全会場の中でもっとも狭く、この特徴がボートレースのセオリーである「イン有利」を打ち消す原因となっています。
センターポールから第一ターンマークまでの振り幅は13メートルで、スタートラインから見ると第一ターンマークが3コースの正面あたりになります。
本来は最短距離を走る1コースが戸田では斜めに走ることになり、しかもスタートで陣形から脱出しないと2コース以降に包まれて満足なターンがさせてもらえないのです。
戸田ボートレース場ではセオリーのみに頼った投票は厳禁となります。
江戸川ボートレース場は難水面、江戸川慣れしたレーサーが勝つ!
江戸川ボートレース場は屈指の難水面としてレーサーが苦戦する会場です。
河口近くにあるため潮の干満と風の変化が激しく、江戸川を走り慣れていないと1着は取れないといわれています。
その原因は第二ターンマークから第一ターンマークまでの振り幅にあります。
コース取りを終えて第二ターンマークからスタートしたイン1コースは、第一ターンマークで旋回するまでに約34メートルも岸に向かって横移動する必要があります。
一番有利なはずの1コースがもっとも長い距離を走ることになり、そこに河川の流れや他艇の引き波が加わるため、インは苦戦必至なのです。
江戸川ボートレース場では、江戸川を走り慣れたレーサーに投票することをおすすめします。
平和島ボートレース場は2コース中心で風を読むべし
海水面でありながら潮の干満やうねりの影響をあまり考慮しないのが平和島ボートレース場です。
基本的に波は穏やかですが、大潮の満潮時には1メートルを超えるうねりが起きます。
それでも潮を意識しないのは、それ以上に風の影響が強烈だからです。
周囲を囲むビル群のビル風が発生しやすい春先などは水面が荒れやすく、年間の4分の1の日が風速5メートル以上の風に見舞われます。
また、第一ターンマークの入り口幅が37メートルと非常に狭いため、2コースの差しが決まりやすく、イン1コースよりも2コースを予想の柱にする必要があるでしょう。
平和島ボートレース場もイン1コースが勝てない会場として有名です。
多摩川ボートレース場は全速ターンの乱戦に注目
国内唯一の井戸水プールの会場が多摩川ボートレース場です。
防風林が設置されているため風の影響が少なく、レーサーからは「日本一の静水面」といわれています。
また競争水面が非常に広く、特に第一ターンマークの出口は108メートルもの幅があるので、全コースが全速で第一ターンマークに飛び込めます。
全コースが第一ターンマークに全速で飛び込むということは、つまり圧倒的な「イン有利」の法則は働かないということ。
特に2コースの差し、3・4コースのまくりで決まるレースも多いため、多摩川ボートレース場は「日本でもっともイン1コースが勝てない会場」として知られています。
浜名湖ボートレース場は全速ターン可能、まくり・まくり差しに注目
浜名湖ボートレース場では、海水と淡水がまざった汽水のプールでレースがおこなわれます。
圧倒的に1コース有利の会場ですが、水面の面積は日本一の広さを誇っているため、艇と艇の間隔が広くなり豪快なまくり差しが決まりやすいコースでもあります。
特に第一ターンマークの出口は126メートルもあるため、どのコースからでも全速で旋回可能となり、インが少しでも膨らめばすぐに差される展開となります。
水面が広く周囲に障害物がない浜名湖ボートレース場では、風もレース展開を大きく左右するので注目です。
追い風では3・4コースからのまくりが、向かい風では5コースからのまくり差しが決まりやすいというほかの会場では見られない特徴があるので、レース当時の風向きを考慮する必要があるでしょう。
蒲郡ボートレース場は決まり手が多彩、高速水面でのスピード勝負に注目
第一ターンマークの出口が156.7メートルで日本一の広さを持つのが蒲郡ボートレース場です。
対岸への衝突の危険が低いため全艇がフルスピードの旋回を見せる豪快なレース展開となる『高速水面』コースと呼ばれています。
コース手前側は客席スタンドや立体駐車場が、奥側は電光掲示板や防風壁があって風が遮られるので、ほとんど風の影響を受けない静水面としても有名です。
セオリーどおりイン1コースが強い一方で、3・4コースからのまくり・まくり差しも決まりやすく、多彩なレースが楽しめるでしょう。
常滑ボートレース場では追い風スタートに要注意!
海水面ながらレース期間中は水門を閉めるため干満の影響を受けないのが常滑ボートレース場の特徴です。
1年を通して伊勢湾からの強風が吹くためフライングの発生率が高く、2012年には6艇中5艇がフライングしてレースが不成立になったという記録もあります。
水面が穏やかなときはインからでもスロットルを握りこんで旋回できるためスピード感が高いレースとなるでしょう。
ピットから第二ターンマークまでの距離が非常に長い蒲郡では、蒲郡をホームに持つレーサーやベテランレーサーが積極的にインを奪い合う傾向があります。
つまり「イン有利」のセオリーどおりの展開となる会場だといえます。
津ボートレース場では強い向かい風で第二ターンマークが荒れる
津ボートレース場は東海地区でもっとも水面が荒れることで有名です。
流れや水位の変化はありませんが、夏場や伊勢湾の季節風、冬場は鈴鹿山脈からの吹きおろしが強烈な風を起こすため、レース結果も荒れる傾向があります。
1年の半分は風速3メートル以上の風が吹き、風速5メートルを超える日も少なくありません。
向かい風が強いときは3・4・5コースからのまくりが威力を発揮し、インが第一ターンマークを死守しても第二ターンマークで逆転されるレースが増えます。
「向かい風が強いと第二ターンマークが荒れる」と覚えておきましょう。
三国ボートレース場はセオリーどおりイン中心の組み立てを
淡水プールの水面で走りが固くなることで有名なのが三国ボートレース場です。
三国ボートレース場は「インが圧倒的に有利」といわれています。
理由は、スタートライン上のコース幅が62メートルという広さを誇っており、アウト側から第一ターンマークの距離が遠いためです。
2001年に第一ターンマークの位置が変わったため『逃げ』以外の決まり手も目立つようになりましたが、それでもイン1~3コースの勝率は高いままです。
1年を通してスタートラインに追い風が吹くという特徴があり、追い風時は1・2コースが有利、向かい風時は3・4コースが有利になります。
びわこボートレース場は風が強いときほど3~5コースに注目すべし
いわずとしれた琵琶湖にあるのがびわこボートレース場。
標高が高いためモーターの出力が下がるという点で非常に桐生ボートレース場と似た特徴を持っています。
春先は山からの雪解け水が水位を上昇させ、春風や遊覧船が起こす引き波と相まって水面が非常に荒れやすいコースです。
センターポールから第一ターンマークまでの振り幅が13メートルもあるため、イン1コースは長い距離を走ることになり不利です。
特に向かい風のときはインの勝率が激減し、風速が増すほどに3~5コースの勝率が上がる傾向がります。
「インが常勝ではない」と頭に入れておくことが的中のポイントでしょう。
住之江ボートレース場は1コースが圧倒的に有利だが返し波には要注意
住之江ボートレース場は、国内唯一の工業用水を利用した淡水プールの会場です。
浮力が弱いためレーサーの体重が加速力の差となるほか、コンクリート護岸に囲まれているため返し波が起きやすく、1周第一ターン以降の逆転が起きやすいコースでもあります。
ただし、センターポールから第一ターンマークまでの振りがわずか6メートルしかなく、1コースはほぼ直線で第一ターンマークに飛び込んでいきます。
インの艇はまっすぐ最短距離で第一ターンマークを旋回できるという強みがあるため、純粋にインが強い会場だといえるでしょう。
大型ディスプレイとスタンドが風を遮るため基本的に水面は穏やかで、レース結果が荒れることも稀です。
尼崎ボートレース場は1~4コース中心のレース展開になる
ボートレースのセオリーどおりにレースが運ぶことが多いのが、尼崎ボートレース場の特徴です。
センターポールを中心に第一・第二ターンマークがほぼ一直線に並んでいるため、とにかく最短距離を突き進む1コースが圧倒的に優位を保ったレース展開となります。
さらにインコースを優位にするのが風の条件です。
尼崎ボートレース場の周囲には大きな建物がないのでビル風なども起きず、風の影響をほとんど考慮する必要がありません。
1コースは風の影響を受けずに最短距離を疾走するため、アウト側の5・6コースにとっては勝負に絡むチャンスがほとんどなく、実質的に1~4コースの順位を予想するだけ。
ボートレース初心者にとっては予想しやすい会場だといえるでしょう。
鳴門ボートレース場は第一ターンマークが狭く接戦・逆転が起きやすい
専門家の中でもレース展開の意見が分かれる難しい会場が鳴門ボートレース場です。
海峡上に競争水面が設けられているため干満の差の影響を受け、レーサーも「同じ満潮でも水位が上昇しているときと下降しているときで乗り心地がまったく違う」と難しさを感じています。
また、第一ターンマークの幅が狭いため、1コースがわずかにでも旋回ミスを犯すとすぐにアウト側からのまくり・まくり差しが決まってしまうという特徴もあります。
3コース・4コースが勝敗に絡む確率が非常に高いためレース結果は荒れやすく、高配当のレースが発生しやすいのが特筆点でしょう。
接戦・大逆転というボートレースの醍醐味を味わえる反面で、初心者にとっては勝ちを得るのが難しい会場です。
丸亀ボートレース場では向かい風に注意、4コースに注目せよ
瀬戸内海に水面を持つ丸亀ボートレース場はナイター専門の会場です。
瀬戸内海上に水面を持ち、水面の潮位差が非常に大きいという特徴を持っています。
丸亀ボートレース場はファンの間でも「予想しにくい」と有名な会場ですが、その理由は向かい風です。
防風林がなく海風にされられる丸亀ボートレース場では強い向かい風が吹くため、第一ターンマークに向かって直進する1・2コースが大きく失速します。
3・4コースからのまくり・まくり差しが決まりやすく、特に4コースの勝率が高くなるという特徴があるため、初心者にとっては難易度が高い会場だといえます。
また、ナイター設備の照明が他の会場とは違う形状で、少なからずレーサーの視認性に影響を与えているともいわれています。
児島ボートレース場は潮目に注意、3・4コースが潮を味方につける
鳴門・丸亀と同じく瀬戸内海上に水面を持つ児島ボートレース場は、潮の満ち引きがレース結果に影響を与えやすい会場です。
基本的には「インが有利」がボートレースのセオリーですが、海水の出入りが第二ターンマーク後方にあるため、満潮から干潮に向かう潮目には第一ターンマークに向かって潮が逆流します。
インがフルスピードを発揮できない分だけ、まくり・まくり差しが決まりやすくなり、3・4コースが第一ターンマークをトップで飛び出すことも珍しくありません。
干満の差でダイナミックなレース展開が起きやすくなるためボートレースの醍醐味を味わうことはできますが、児島も初心者には予想が難しい会場だといえるでしょう。
宮島ボートレース場では干潮時に5・6コースが上位に躍り出る
ボートレースファンでも予想が難しいといわれているのが宮島ボートレース場です。
潮の干満によって水面のコンディションに大きな差が生じやすく、満潮時はうねりが強く、干潮時は穏やかな水面になります。
満潮時は第一ターンマークに向かって追い潮が流れるため、ボートレースのセオリー通りにインが圧倒的に優位を誇りますが、干潮時の予想の難しさは強烈です。
第一ターンマークに向かって向き潮になるため、直進するインの艇は大幅に失速することになり、アウト側からのまくり・まくり差しが面白いほどに決まります。
干潮時には5・6コースからの入賞も珍しくないので、予想は難しくなりますが高配当を狙える会場だといえます。
徳山ボートレース場はシード枠が固定、1~4Rでは1コース中心の組み立て
瀬戸内海上に水面を持つ徳山ボートレース場は、中国地区のほかの会場と同じく、潮位の差がレースに影響を与えやすい会場です。
徳山ボートレース場の特徴は、1~4レースまでの1コースの勝率が圧倒的だということです。
徳山ボートレース場の2~4レースでは1号艇にA1級の選手がシード枠として固定されています。
おのずと2~4レースの1コース勝率が高まるため、この間は1コースを中心に勝敗が決します。
ところが、夏場はスタートが難しくなる斜めの追い風、冬場は太華山からの吹きおろしがボートを襲うため、5レース以降はレース結果が安定しない傾向があります。
勝ちを得るには徳山で走り慣れているレーサーを中心に絞るのが有効でしょう。
下関ボートレース場は潮と風の影響が強い、2~6コースが不安定
数あるボートレース場の中でも圧倒的に予想が難しいといわれているのが下関ボートレース場です。
海峡近くに向かう湾内に水面を持つため潮位の影響が非常に強く、特に大潮の満潮時には強いうねりが発生するため、艇の引き波を活かした『まくり』が効かなくなります。
まくりが効かないため1コースの勝率はずば抜けており、1コースを柱にした予想になるのは間違いありません。
ただし、1年を通して強い横風が吹くためスタートが安定しないという特徴もあります。
そのため、2~6コースの順位が安定せず、5・6コースが順位に絡んでくることもあります。
1コース以外の勝率に大きな差がないため、レーサーにとっては「どこからでも順位に絡める」という会場になっています。
若松ボートレース場では潮目でスタートの優劣がつきやすい
若松ボートレース場も潮位の変動が順位に影響しやすい会場です。
干潮から満潮に向かう間は第二ターンマーク後方から潮が出入りするので、追い潮に乗って第一ターンマークに突っ込むことができる1コースが圧倒的に有利。
反対に満潮から干潮に向かう間は1コースが失速するため外からのまくりが決まりやすくなります。
若松ボートレース場で注意したいのが「スタートの難しさ」です。
追い潮時のスタートはスピードの加減が難しく、スタートの得意な選手が最初から抜け出る可能性があります。
また、日中のレースでは大時計と太陽が同じ方向になるため、まぶしくてスタートを失敗してしまうこともあるのだとか。
冬場のアウト側に起こりやすい現象なので要チェックです。
芦屋ボートレース場は屈指の静水面、強風時はまくり・まくり差しが決まる
芦屋というと兵庫県を思い浮かべるかもしれませんが、こちらは福岡県遠賀郡にある芦屋ボートレース場です。
第一ターンマークの形状が、入口が狭く出口が広いレイアウトになっているため、アウト側から全速でまくり・まくり差しを決めやすくなっています。
第一ターンマークの対岸には自然の草が生い茂っているため返し波が起きにくく、全国でも屈指の静水面であるため、加速重視のスピード勝負がみられるエキサイティングな会場です。
1年をとおして追い風スタートになるため、風が強すぎると第一ターンマークで1コースが外側に流れてしまい、さらにまくり・まくり差しが決め手となるレースが増えます。
福岡ボートレース場はうねりがレースを左右する、湾内の船舶も影響?
ボートレーサーが全国の難水面を挙げると必ず登場するのが福岡ボートレース場です。
那珂川の河口にあるため、時間によって河川の淡水と海水が混ざり合う汽水になる会場ですが、全国のボートレース場の中で唯一「第一ターンマーク部分が河川に突出」しているという特徴があります。
そのため、満潮時には第一ターンマーク付近で淡水と海水がぶつかり合い、複雑で強いうねりが発生します。
さらに満潮時ではないときも、博多湾を出入りする大型船舶が起こす波によってコース内には定期的にうねりが発生しています。
うねりが発生するとアウト側からのまくりは不発に終わるため圧倒的にイン有利となりますが、うねりがないときはまくり・まくり差しが決まりやすくなります。
全体的に「イン有利」の状況が少ないため、荒れたレースになることも珍しくありません。
唐津ボートレース場はコース取りが勝負を決める!スタート展示に注目
淡水または時間によって汽水となるプールの唐津ボートレース場は「広さ」が特徴です。
ピットから第二ターンマークまでの長さが日本一の178メートルで、ピット離れからのコース取りに勝負をかけられるだけの距離があります。
プロペラを初速が高い『ピット離れ仕様』にチェンジして有利なコース取りを最優先するレーサーもいるほどです。
競争水面が広く水面も穏やかなので、ストレートの加速重視で『抜き』狙いのレース展開に持ち込まれることもあります。
また、1年を通じて追い風が吹く日が多く、全体的にイン有利となる傾向があります。
追い風が多いことでスタートの感覚がつかみにくいので、唐津で走り慣れているレーサーが素晴らしいスタートを切るシーンが多いのも特徴でしょう。
大村ボートレース場はインが有利、うねりがまくりを無効化する
大村ボートレース場はボートレースのセオリーどおりにレースが運ぶことが多い、初心者でも的中を狙える会場です。
コースは海水面で干満の差はありますが、干満の差に関係なくインが圧倒的な勝率を誇っています。
ボートレーサーでも見落としがちになるのが第二ターンマーク出口のうねりです。
第二ターンマークの出口は防波堤の下部が開いて大村湾につながっているので、目に見えない独特なうねりが発生しています。
うねりが発生していると引き波が立ちにくいので、第二ターンマークではまくりが効きません。
初心者が勝ちを狙うなら、とにかく1コースを主軸に投票するのがおすすめです。
ボートレース場の特色を知る者がレースを制する!
24か所のボートレース場の特色を見ていきましたが、まったく同じ条件の会場は一つもありませんでしたね。
ボートレース場の特色を知ることで、投票のコツがみえてきたはずです。
勝ちを呼び込みやすい会場を自分なりに探してみましょう。
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